（同じく）宗正寺ニ左ノ位牌あり 海津長門守政元 裏 元亀二年三月十四日薨 内室 浅井備前守祐政娘 天正五年九月廿一日薨 表 弓光院心岸浄哲大居士 正宗院心月清玉大禅尼 饗庭局 天和元年五月八日新宗院青山浄真信女

(10行の罫線入り和紙の欄外の右側に）「以下ハ天明九年閏三月東町御案内帳ト題シタル或人所持ノ帳簿ヲ謄写シタルナリ」 （同じく上段の欄外に）「〇」 覚 （同じく）「大和郡山藩」甲斐守様御領ニ出来スハ享保九辰年ノ事 一 三町惣高六百九拾五石九升七斗六…

〇地勢改正ノトキ海津三町合併ヲ標榜シ明治十二年合併許可アリ 仝年六月三十日限リ旧町ヲ廃シ七月一日ヨリ海津町ヲ立テ同役場ヲ置ク 清水三平戸長二舉ケラル 〇明治十八年七月ヨリ聯合（西浜村ト）戸長役場ヲ置ク 磯野龑氏戸長（官選）タリ 〇明治廿二年四月…

〇維新前ハ今ノ大字海津ヲ三町ニ分ケ東町 中村町 中小路町ト称シ其之庄屋アリ 中村町ノ中ニハ西中村町アリ 東、西中村町中小路ハ松平甲斐守（和州郡山城主）ノ領スル処ニシテ （中村町 西中村町ヲ除キタルモノハ加州候ノ領スル処ナリシ 而シテ屋敷ヲ新クハ領…

⒋海津村史料雑 〇（？マークの書込み） 北条九代記ニ加賀白山の社僧神輿を海津まて持ち来りしと見聞す哉 （？マークの書込み）は、「北条九代記」（正しくは「鎌倉北条九代記」）に該当箇所が無い、在るのは「源平盛衰記」三十一の「神輿登山の事」だ、との…

⒈ 表題は『海津村史料』 ⒉ （表紙裏に落書き） 海津 ルビ「カイツ」 名 黒鯛ノ幼期 ⒊ 本文 静里北川舜治氏著 近江名跡案内記 貝津荘ハ知内,森西,辻村,石塲,牧野,白谷,上開田,下開田,浦村,西浜,寺窪,蛭口,下村,山中,在原,野口,国境,小荒乳,坂下,落合,小谷,上…