俳句
咲き終へし蒲公英風を待つ植田かな 2017.6.11 梅を干す匂ひ微かや裏通り 2017,6.25 片陰に入りて続きの立ち話 2017.7.9 月の道影の付き来る通夜帰り 2017.9.17 結ばれぬ片恋ありし曼珠沙華 2017.10.15
雨ごとに緑増しゆく植田かな 2017.6.11 都大路若いバトンが駆け抜ける(冠詞) 2017.7.17 腕白の自転車籠の兜虫 2017.8.20 西日受け頬紅の案山子かな 2017.9.17 秋風や湖面に崩れ比良の影 2017.10.1 藁の香を纏ひて還る刈田道 2017.10.15 パレットに残る絵の…