2018-03-27から1日間の記事一覧

伊庭健博さんの俳句(近江文芸より、京都文藝よりの冠詞を含む)

雨ごとに緑増しゆく植田かな 2017.6.11 都大路若いバトンが駆け抜ける(冠詞) 2017.7.17 腕白の自転車籠の兜虫 2017.8.20 西日受け頬紅の案山子かな 2017.9.17 秋風や湖面に崩れ比良の影 2017.10.1 藁の香を纏ひて還る刈田道 2017.10.15 パレットに残る絵の…

伊庭健博さんの短歌(近江文芸より)

街灯の光を浴びて降る雪の舞ひ散る様を独り眺むる 2017.3.5 休日の鯖街道を登りきて山びこを聞く熊川の宿 2017.5.14 三人の息子交互に剣玉す競ふ中にも個性現る 2017.5.28 門先にじっと動かぬかたつむ物珍しく吾子の眺むる 2017.7.23 顔赤め全身で泣く吾子抱…